核融合研究は,現在燃焼プラズマの実現に向け大きく展開しつつあります。このような動向を踏まえ,第6回核融合エネルギー連合講演会を日本原子力学会とプラズマ・核融合学会の主催のもと,関連学協会の共催を得て,下記の要領で開催いたします。
本講演会では,炉心プラズマ,ブランケット,超伝導をはじめとする多くの関連分野の総合的な理解を深め,研究の現状と将来について社会に情報を発信するとともに,今後の核融合研究の進め方,基礎科学への寄与,技術的波及などについて広く討論することを目的としています。また,若手研究者の将来に向けた研究協力を促進する場にしたいと考えております。
今回の講演会では「炉心・炉工の総合化とエネルギー科学としての拡がりに向けて」をテーマに掲げ,建設に向けて動き出すITER計画を取り上げるとともに,世界を牽引する役割を果たしつつある日本の核融合研究の現状や将来について広い視点から討論する場としたいと考えております。
講演会は招待講演,公開講演,特別講演,シンポジウム,パネル討論,一般講演(ポスター発表)から構成されています。また若手(35歳以下)の一般講演者を対象とした優秀発表賞が設けられております。
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