▼オーガナイズドセッション
テーマに沿った一般講演で構成します(招待講演を含む場合あり)。
オーガナイズドセッションでは、当学会会員ではないかたも、会員と同等の資格で講演できます
①11月17日(日) 9:15-11:45 B会場/②11月18日(月) 9:15-11:45 B会場
OS1 データ駆動プラズマ科学 - インフォマティクスで発見を加速する 【基礎】-
近年プラズマ・核融合分野でもデータサイエンスの導入が進み、数々の成果が得られています。データサイエンスで用いる手法は、数学、統計学、機械学習、可視化など非常に多岐に渡り、その適用対象とするプラズマも様々です。そこで、数理モデルに詳しく新たな手法の開発を行っている研究者と、実験データ解析への適用を進める研究者が一堂に会して議論するセッションを企画しました。データの扱いと解析手法の新たな接点を模索しながら個別のアプローチを統合し、統計数理プラズマ科学という新たな融合領域への展開を期待します。
11月17日(日)9:15-11:45 D会場
OS2 プラズマプロセスの高精度制御【応用】
プラズマと材料の相互作用を高精度に制御するためには、プラズマの素性をできるだけ明確にする必要があります。本オーガナイズドセッションでは、最先端のプラズマ計測・診断技術を主軸に議論を深め、プラズマ材料プロセスをさらに高精度制御する可能性について半導体プロセス、ナノ粒子合成、材料表面処理など多岐にわたる研究分野間で情報共有を図ることを目的とします。11月17日(日)12:45-14:45/17:15-18:45 B会場
OS3 先進計測・理論シミュレーションによってプラズマ の状態遷移を捉え直す-非平衡状態から化学反応まで
【基礎・応用/協賛:静電気学会、電気学会 放電・プラズマ・パルスパワー技術委員会】
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磁化プラズマやレーザープラズマ内部で生じているダイナミクスや、低温プラズマが寄与する化学反応は、プラズマ中の平衡点からのずれによって駆動されていると考えられます。先進計測や理論シミュレーションを通してプラズマの形状、分布、系内粒子種が変動する「状態遷移」プロセスを捉え直すことにより、プラズマ学の学術的共通基盤の拡大をめざします。
11月18日(月) 9:15-11:45 C会場【炉工学】
OS4 トリチウム
核融合エネルギー研究において、トリチウムに関連する研究分野は工学ばかりでなく環境、生物、社会的影響も含めた広範で学際的な性格を持ちます。特に、原型炉に向けては、今後集中的にかつ広範に、炉内機器・材料中挙動、燃料系、安全性、および環境影響などについて、炉工学研究者のみならず核融合内外の研究者の情報交換、理解の共有が望まれる状況にあります。そこでこのトリチウムに関するオーガナイズドセッションを、昨年度に引き続いて開催します。
11月19日(火) 9:00-11:30 B会場
OS5 実験室・宇宙プラズマ連携セッションー実験室で宇宙に迫る
超新星残骸などの衝撃波で加速された荷電粒子が宇宙線の起源になっています。太陽フレアや惑星磁気圏では、磁気リコネクションで高エネルギー粒子が生成されています。星間空間や降着円盤では、プラズマ不安定によって駆動された磁気乱流が天体進化の特性を決めています。これら「無衝突衝撃波と宇宙線加速」、「磁気リコネクションと突発天体」、「プラズマ不安定と乱流駆動機構」など、宇宙・天文プラズマと実験室プラズマ研究の相互理解と共同研究開拓の場となることをめざしたセッションです。11月19日(火)10:30-12:00 D会場
OS6 高電界・プラズマと生体の相互作用
最近の大気圧低温プラズマ・パルスパワーに関する研究の進展により,従来,生物が未経験のプラズマ・高電界環境にさらすことが出来るようになり、癌細胞アポトーシスの誘導や植物の発芽・成長促進などをプラズマ・高電界が誘起することが発見されました.プラズマ・高電界と医療・農業・生命科学などこれまで接点が無かった分野横断研究を活性化する目的で,本オーガナイズドセッションを開催します。- ・発表言語:日本語、もしくは英語
- ・発表資料および講演予稿:日本語、もしくは英語