オーガナイズドセッション

テーマに沿った一般講演で構成します(招待講演を含む場合あり)。

オーガナイズドセッションでは、当学会会員ではないかたも、会員と同等の資格で講演できます

  • ★11月22日(月) 9:45-12:15
    OS1. データ駆動プラズマ科学 -インフォマティクスで発見を加速する-[基礎]

    近年データサイエンスの手法を用いて、観測精度の向上、隠れたパターンや複雑な相関の探索、計算時間の短縮化、などをめざす研究がプラズマ分野でも盛んになってきています。データサイエンスで用いる手法は、数学、統計学、機械学習、可視化など非常に多岐に渡り、その適用対象とするプラズマも様々です。そこでプラズマとデータを扱う多方面からの研究者が一堂に会して議論するセッションを企画しました。個別のアプローチを統合し、データ駆動プラズマ科学という新たな研究手法への展開を期待します。

  • ★招待講演
  • 9:45-10:15【基礎】
    22Aa02「非平衡系における高分子および生体分子の自己組織化」 藤原 進(京都工繊大)


  • ★11月22日(月)15:15:-17:15
    OS2. プラズマプロセスの高精度制御 [応用]

    プラズマと材料の相互作用を高精度に制御するためには、プラズマの素性をできるだけ明確にする必要があります。本オーガナイズドセッションでは、最先端のプラズマ計測・診断技術を主軸に議論を深め、プラズマ材料プロセスをさらに高精度制御する可能性について半導体プロセス、ナノ粒子合成、材料表面処理など多岐にわたる研究分野間で情報共有を図ることを目的とします。

  • ★招待講演
  • 15:15-15:45【応用】
    22Bp01「プラズマ対向半導体材料の水素化と水素輸送」布村正太(産総研)


  • ★11月23日(火)9:00-15:45
    OS3. 高電界・プラズマと生体の相互作用 [応用]

    最近の大気圧低温プラズマ・パルスパワーに関する研究の進展により,従来,生物が未経験のプラズマ・高電界環境にさらすことが出来るようになり、癌細胞アポトーシスの誘導や植物の発芽・成長促進などをプラズマ・高電界が誘起することが発見されました.プラズマ・高電界と医療・農業・生命科学などこれまで接点が無かった分野横断研究を活性化する目的で,本オーガナイズドセッションを開催します。


  • ★11月24日(水)9:00-18:30
    OS4. 実験室プラズマ・宇宙プラズマ連携セッション - シナジーで限界突破に挑む [基礎]

    太陽プラズマのコロナ加熱問題、太陽風乱流の散逸機構、衝撃波形成、地球磁気圏の波動粒子相互作用など天文/宇宙プラズマに見られる非線形現象は、実験室プラズマと同様に重要な課題となっています。「加熱・輸送・乱流現象」をキーワードに、宇宙プラズマ・天文プラズマと実験室プラズマ研究の相互理解と共同研究開拓の場となることをめざしたセッションを企画しました。

  • ★招待講演
  • 9:00-9:30
    24Aa01「木星磁気圏におけるプラズマの加速、加熱、輸送」木村智樹(東京理科大)

  • 15:15-15:45
    24Ap01「太陽風乱流の未解決問題」庄田宗人 (国立天文台)


  • ★11月24日(水)15:15-18:30
    OS5.トリチウム [核融合炉工学]

    核融合研究において、トリチウムはエネルギーとしての成立性を左右する問題であり、また工学ばかりでなく環境、生物、社会的影響も含めた広範で学際的な性格を持つ学術分野でもあります。特に、原型炉に向けた研究開発の中核的な課題でもあり、今後集中的にかつ広範に、燃料系から安全性、原型炉の存在視野に入れた環境影響なども、炉工学研究者のみならず核融合内外の研究者の情報交換、理解の共有の望まれる状況にあります。そこでこのトリチウムに関するオーガナイズドセッションを、昨年度に引き続いて開催します。

  • ★招待講演
  • 15:15-15:45
    24Dp01「原型炉に向けた核融合トリチウム戦略」○岩井保則、磯部兼嗣、枝尾祐希、倉田理江 (量研六ヶ所研)


  • ★11月25日(木)9:00-10:00
    OS6.高専における放電プラズマ教育研究の拡がりと展望 [核融合プラズマ(基礎,応用との連携)]

    現在,全国の高等専門学校(高専)において,放電プラズマに関する教育・研究が幅広く行われています。高専で行われている放電プラズマに関する教育・研究の活動状況を幅広く紹介していただき,新たな高専教育・研究ネットワーク構築の契機となるオーガナイズドセッションを開催します