第15回核融合エネルギー連合講演会
2024年6月13日〜14日

★ポストデッドライン(PD)講演
  • 講演申し込み締切後に、有意義でかつ緊急に発表する価値があると認められる結果が得られた場合には、ポストデッドライン講演として申し込むことができます。
  • 5月13日(月)~5月17日(金)17時までに事務局まで、専用の書式をダウンロードして電子メールで送信してください。
  • 申し込み内容は事前に審査され、5月24日(金)までに採択結果を通知します。
  • 審査の結果、発表が認められない場合もあります。
  • 若手優秀発表賞の対象にはなりません。

重要日程

2024/2月末
2月号会誌に一般講演募集記事掲載・講演受付ページオープン
3/18(月)
一般講演の申込期限
☆若手優秀賞候補者として申請を予定されている方は専用ページからの講演申し込みが必要です
4/4(木)
参加登録用ページ(Peatix)をオープン
5/10(金)
講演予稿原稿提出期限
5/24(金)以降
オンライン予稿集公開
6/13(木)
プログラムスタート・懇親会
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開催趣旨


 本講演会は、1995(平成7)年より隔年で開催され、核融合エネルギーの研究開発に関する広範囲な議論を展開し、研究開発における炉心プラズマ、核融合炉工学及び関連科学技術の総合化に向けた理解を深める場として、また核融合エネルギーの位置づけや展望についての最新情報を社会に発信する役割を果してきました。この度、第15回核融合エネルギー連合講演会を、(社)プラズマ・核融合学会と(社)日本原子力学会との共同主催の下、関連学協会の共催及び後援を得て、下記の要領で開催いたします。
 昨今、地球温暖化に伴う世界的規模での異常気象の頻発を鑑み、脱炭素社会実現による地球温暖化回避が国連気候変動枠組み条約締結国会議を中心に提唱されております。核融合を用いて発電するフュージョンエネルギーは次世代のエネルギー源として世界的規模で大きく注目されています。米国や英国においては、地球温暖化対策やそれに伴う新たな産業創出の観点から、多くのベンチャー企業が立ち上がり、民間投資による核融合開発が活発に実施されております。また、日本においても、2022(令和4)年9月に政府が主導した有識者会議が立ち上がり、エネルギー安全保障及び経済安全保障の観点から、人類の永続的な繁栄につながるエネルギーの安定供給やフュージョンエネルギーを起点とした新たな産業創出に関するイノベーション戦略が2023(令和5)年5月に策定されています。 我々核融合コミュニティは、次世代のクリーンエネルギー源としてのフュージョンエネルギーの早期実用化を使命とし、研究開発活動を強く推し進めています。核融合実験炉ITERでは、ファーストプラズマに向けて、現地の整備及び機器の製作や組み立てが着実に進展しております。平行して、EUと日本とで進められている幅広いアプローチ活動においては、量子科学技術研究開発機構にて補修作業を終了したJT-60SAが、2023年5月から統合試験を再開し、同年10月に、初トカマクプラズマを達成したところです。また、材料開発のための加速器イオン源においては、イオン源(入射器)で要求を超える性能を達成する等、開発は着実に進展しています。加えて、核融合科学研究所においては、核融合科学の学術研究を大きく進展させる体制を整えるとともに、大阪大学でも慣性核融合装置GEKKO-XII/LFEXレーザーを用い、効率的な核融合点火をめざした研究が進められています。これらの開発に加えて、民間投資によるベンチャー企業が設立され、核融合の開発研究を活発に進めるとともに、核融合発の技術を他分野の産業に社会実装するためのベンチャーも立ち上がっております。
 このような核融合開発の大きな節目において、本講演会は、フュージョンエネルギーの研究開発に対する最新の情報を発信し、フュージョンエネルギーの実現と重要性に対する社会への説明を行いその理解と信頼を得る、絶好の機会であると考えております。 関係者一同、多数の皆様のご参加を得て、活気ある討論を展開したく、各位のご理解とご協力を心よりお願い申し上げます。
組織委員長 安藤 晃(プラズマ・核融合学会会長)
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委員会構成

★組織委員会
委員長:安藤 晃(プラズマ・核融合学会会長:東北大)、副委員長:横峯健彦(日本原子力学会核融合工学部会部会長:京大)・花田磨砂也(プラズマ・核融合学会副会長:QST)、幹 事:上田良夫(阪大)、市口勝治(NIFS)、林 伸彦(QST)、委 員:飛田健次(東北大)、坂本瑞樹(筑波大)、山田弘司(東大)、波多野雄治(富山大)、大野哲靖(名大)、兒玉了祐(阪大)、花田和明(九大)、片山一成(九大)、永岡賢一(NIFS)、長壁正樹(NIFS)、坂本隆一(NIFS)、竹永秀信(QST)、谷川博康(QST)、林 巧(QST)、矢木雅敏(QST)、大勢持光一(東芝エネルギーシステムズ)、仙波智行(日立)
★プログラム委員会
委員長:上田良夫(阪大)、副委員長:藤田隆明(名大)、谷川博康(日本原子力学会核融合工学部会副部会長:QST)、幹事:森崎友宏(NIFS)、濱口 大(QST)、委員:江尻 晶(東大)、藤岡慎介(阪大)、出射 浩(九大)、飛田健次(東北大)、坂本瑞樹(筑波大)、長坂琢也(NIFS)、村上 泉(NIFS)、増崎 貴(NIFS)、柳 長門(NIFS)、鈴木隆博(QST)、東島 智(QST)、林 伸彦(QST)、野澤貴史(QST)稲垣 滋(京大)、大矢恭久(静岡大)、武田秀太郎(九大)、渥美寿雄(近畿大)
★財務委員会
委員長:大勢持光一(東芝エネルギーシステムズ)、副委員長:仙波智行(日立)、委 員:立松芳典(福井大)、市口勝治(NIFS)
★現地実行委員会
委員長:竹永秀信(QST)、副委員長: 林 巧(QST)、幹 事:中村博文(QST)、春日井敦(QST)、委 員:川端幸彦(QST)、田畑俊明(QST)、佐藤 学(八戸工大)、石山 武(八戸工大)、高橋宏幸(東北大)
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[最終更新日:2024.5.9]