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会議の目的

本会議は,各学協会等に分散して展開されているプラズマ科学と工学の研究活動を総合的に把握し,プラズマ科学の新たな発展を図るとともに,各学協会等におけるプラズマ科学の研究活動を推進することを目的とする.
特に,永年にわたり核融合に至る高温プラズマ,プラズマ壁相互作用,炉工学などを研究してきたプラズマ・核融合学会やプラズマ応用科学を推進してきた応用物理学会,物理を基軸に理論・実験から診断技術開発までを議論してきた日本物理学会とが合同して本会議Plasma Conference 2014を開催することは,プラズマ基礎科学と工学,応用科学と工学,産業応用の融合を飛躍的に促進するものである.幅広いプラズマ分野の研究を基礎から応用・実用化まで一貫して網羅することで,大学院生,若手研究者の交流を促進し,育成に活かすことが期待される.
今回計画しているPlasma Conference 2014は,わが国で1000人を超えるプラズマ関連の国際会議であり,2011年11月金沢で行われたPlasma Conference 2011で合意した計画に基づいて開催される.この会議は,プラズマ・核融合学会では通常年会に,日本物理学会領域2では秋の分科会に,応用物理学会プラズマエレクトロニクス分科会では,特別講演会としての位置づけも重ね合わせて持っており,定例の学会講演会を共催化させ,プラズマに関係する真の統合会議が実現される.

形 態

国際セッションを含み,四日間にわたり10以上のセッションを並列で開催し,招待講演を含む口頭発表,ポスター発表,企業展示を行う.また参加者同士の交流のために懇親会を行う.

開催の経緯

プラズマ科学連合はプラズマ・核融合学会,応用物理学会プラズマエレクトロニクス分科会,日本物理学会領域2を主な幹事学会とし,核融合エネルギーフォーラム,電気学会プラズマ技術委員会・パルスパワ−技術委員会・放電技術委員会,日本学術振興会プラズマ材料科学第153委員会,表面技術協会材料機能ドライプロセス部会・プラズマ触媒化学部会,日本MRS学会,静電気学会,日本セラミックス協会,日本金属学会,日本鉄鋼協会,フォトポリマー懇話会,日本真空協会,放電学会,日本天文学会,地球電磁気・地球惑星圏学会などのプラズマ関連学協会を協賛学協会とする連合組織である.

本連合は,我が国の各学協会において,基礎から産業応用まで広い分野に分散・展開されているプラズマ科学・工学の研究活動を総合的に把握し,21世紀におけるプラズマ科学・工学の新たな発展を図るとともに,各学協会等におけるプラズマ科学・工学の研究活動を推進することを目的として2000年に設立され活動を始めた.2001年から10年間で3回のプラズマ科学シンポジウム(PSS : Plasma Science Symposium 700人規模)を開催した.過去3回のプラズマ科学シンポジウムでは,応用物理学会のプラズマプロセシング研究会に他学会が自由参加する形であった.

この実績を踏まえて,プラズマ科学連合の運営委員会で検討を重ねた結果,目的に記されているように,我が国のプラズマ関連の基礎から応用まで全てを網羅するPlasma Conferenceを開催することとした.第1回会議は,プラズマ・核融合学会を幹事学会としプラズマ科学連合の企画により,2011年11月に金沢においてPlasma Conference 2011として成功裡に開催された.プラズマ科学連合の運営委員会では,検討を重ねた結果,目的に記されているように,我が国のプラズマ関連の基礎から応用まで全てを網羅するPlasma Conference 2014を第1回に引き続いて開催することとした.

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