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目的・内容
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- 本専門委員会では,固体からの爆発的粒子放出を伴うプラズマ現象(以下アブレーションプラズマと総称する)の学理と応用を調査・研究する。中心となるのはレーザーアブレーションプラズマであるが,その他についても広く対象とする。レーザーアブレーションプラズマは,材料分野ではツールとして広く利用されている。しかし,これらの応用分野ではアブレーションプラズマ現象そのものに関する研究には重点がおかれていない。一方,伝統的プラズマ理工学分野にはアブレーションプラズマ現象に関する多大の基礎的蓄積がある。本研究会は,これら異分野の融合を図り,最終的には,プラズマ理工学分野の基礎的蓄積を活用した新応用の創出を目指す。
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予想される効果
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- アブレーションプラズマは極めて学際的な分野である。最近は応用分野での研究の発展が著しいが,その基礎を支える学問分野としてのプラズマ理工学からの寄与が応用分野からも求められている。本専門委員会活動によりアブレーションプラズマの基礎学理と応用が融合されることは双方分野の発展にとって意義深く,プラズマ・核融合学会の発展にもつながる。
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主 査
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- 佐々木 浩一 名古屋大学大学院工学研究科
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参加メンバー
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佐藤浩之助 九州大学 応用力学研究所 炉心理工学研究センター
柴垣寛治 鈴鹿工業高等専門学校 電気電子工学科
白神宏之 大阪大学レーザーエネルギー学研究センター
白谷正治 九州大学大学院システム情報科学研究院電子デバイス工学部門
末松久幸 長岡技術科学大学極限エネルギー密度工学研究センター
杉岡幸次 (財)理化学研究所 レーザー物理工学研究室
須田善行 北海道大学大学院情報科学研究科
知京豊裕 独立行政法人物質・材料研究機構 ナノマテリアル研究所
新納弘之 産業技術総合研究所 光技術研究部門
西尾 悟 立命館大学理工学部応用化学科
西村博明 大阪大学レーザーエネルギー学研究センター
原 民夫 豊田工業大学
藤田雅之 (財)レーザー技術総合研究所
牧村哲也 筑波大学大学院 数理物質科学研究科 電子・物理工学専攻
松尾由賀利 理化学研究所
村上匡且 大阪大学レーザーエネルギー学研究センター
森本章治 金沢大学大学院 自然科学研究科 電子情報科学専攻
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連絡先
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終了したもの
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- 今年度第3回(通算第4回)委員会開催(2006年3月10日(金)
13:00-18:15 産業技術総合研究所)
- 公開研究会「微細加工技術」2005年12月19日(月)
13:00-18:00九州大学ベンチャービジネスラボラトリー3階セミナー室-->
詳細はこちらから
- 第2回委員会
2005年10月14日(金) 13:30-17:30
大阪大学レーザーエネルギー学研究センター研究棟4階
大ホール
アクセスマップ:http://www.ile.osaka-u.ac.jp/access.html
・議 題:
1. 研究会(話題提供と討論)
2. 今後の委員会の運営に関して
3. その他
・懇親会:18:00-
--研究会内容--
今回の委員会では,前回未完で終わってしまった小松さんに再度話題提供をお願いすると共に,基礎分野から2件の話題提供をお願いしました。応用分野と基礎分野の情報交換が図られればと願っております。
13:30-16:30
話題提供
小松 正二郎
氏 (物材機構 物質研究所)
225nm紫外発光と特異的電界電子放出特性を兼備する新規BNのレーザー・プラズマ複合化プロセスによる成長機構(とその応用)
古河 裕之 氏
(レーザー技術総合研究所)
相変化,流体運動,放射輸送,原子過程等を含んだレーザーアブレーションの統合的シミュレーション
Vasilli
Zhakhovskii 氏 (阪大レーザー研)
Molecular dynamics simulation of laser
ablation of simple crystal
16:30-17:30
見学会
阪大レーザー研 EUV光源開発装置+激光XIIレーザー見学
- 第1回委員会
2005年3月14日(月)13:00〜17:00
名古屋大学 IB電子情報館 北棟 5階
電気系会議室
- ・議題:
1. 研究会(話題提供と討論)
2. 今後の委員会の運営に関して
3. その他
・懇親会:18:00- 名古屋市内にて
--研究会内容--
今回の委員会では,アブレーションプラズマの「高温・高圧状態」とか「強い非平衡状態」が新規材料創製に果たす役割に関して議論する。他の方法では高温高圧下で創られる材料がレーザーアブレーションで合成される事例があり,アブレーションプラズマの「高温・高圧状態」や「強い非平衡性」が重要な役割を果たしていると説明されているが,理解不十分と思われる。この問題に関する理解を深め,新規応用の創出に結び付けることを目指す。話題提供は以下の委員にお願いした。
・小海文夫 氏 (三重大)
レーザー蒸発法によるナノカーボン形成
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