- nfnum.f95:例5で紹介した、変数の精度を指定するモジュール。以下の全てのモジュールにはこのモジュールが必要。
- nffio.f95
:ファイルI/Oに関するユーティリティ。利用するにはソースファイルに
USE NFFIO と記載する。
SET_WINDOWS_PATHNAME:
ディレクトリツリーを/(default)ではなく\で分割
FINDFILE :
ファイルがあれは.TRUE.
REMOVEFILE :
ファイルを削除
NEWUNIT :
未使用のUNIT番号を返す。
PATHCHECK :
入力されたパスが/で終端されていなかったら/を加える。
SKIPLINE :
指定した行数ファイルを読み飛ばす。
FINDMARK :
ファイル中の指定したマークを探す。
- nfphys.f95
:良く用いられる物理定数の定義。例えば USE NFPHYS_CONST,
ONLY : me =>
e_mass_dpのように使う。ここでe_mass_dpは倍精度の電子質量。
- nfstr.f95
:例4で紹介した文字列操作ユーティリティモジュール。利用するにはソースファイルに
USE NFSTR と記載する。
ADDNULL :
文字列にヌル文字を加える
TOINT :
文字列=>整数
TOFLT :
文字列=>単精度実数
TODBL :
文字列=>倍精度実数
TOSTR :
整数、単/倍精度実数=>文字列
TOLOWER :
全て小文字にする
TOUPPER :
全て大文字にする
DELCHAR :
文字列内の文字を消す
STRCOUNT :
文字列内のある特定の文字の出現回数
STRSPLIT :
文字列を特定の文字で区切り、ポインタにする
STRSPLIT_TO_VEC :
文字列を特定の文字で区切りベクトルにする
STRREPLACE:
文字列内の部分文字列を他の文字列と交換する。
ISDIGIT : "
+-0123456789"以外の文字が含まれていれば.FALSE.
ISREAL : "
+-0123456789.EDed"以外の文字が含まれていれば.FALSE.
- nfutil.f95
:ポインタ関連やその他のユーティリティモジュール。利用するにはソースファイルに
USE NFUTIL と記載する
LGT_TO_INT : .TRUE. => 1,
.FALSE. => 0
INT_TO_LGT : 0 => .TRUE. 1
=> .FALSE.
DATENOW : 現時刻をMM/DD/YYYY
HH:MM形式で返す
IFIRSTLOC :
最初の.TRUE.要素の位置
INDMASK :
mask式が.TRUE.である要素の位置ベクトル
IMINLOC :
ベクトルの最小値の位置(スカラー)
IMAXLOC :
ベクトルの最大値の位置(スカラー)
INTERPOL :
直線による補間
REALLOCATE :
やや安全なポインタの再構築(情報は失われる)
CLEAR :
やや安全なポインタの開放
RESIZE :
ポインタのリサイズ(情報は保持される)