「プラズマ・核融合学会」は,湯川秀樹博士を会長として生れた研究者組織「核融合懇談会」が母体となり,1983年から学術団体として活動を行っています.今日「プラズマ」は,核融合発電だけでなく,宇宙天気予報,太陽電池・半導体製造,水・空気の浄化,減菌・殺菌,廃棄物処理,医療応用,宇宙推進など様々な科学分野において基幹技術となっており,「安心安全の近未来社会」に向けた研究開発に深くかかわっています.本学会にはプラズマ理工学・核融合科学分野だけでなく,宇宙プラズマやプラズマ応用技術等に携わる多くの研究者・学生が参加しています.
将来の日本を背負う高校生の皆さんが最先端の科学や技術に触れ理解することはとても大切です.そこで本学会は2003年から「高校生シンポジウム」を開催しており,これまでに全国各地の高校からの参加をいただき大変好評を得ております.本シンポジウムは「高校生の,高校生による,高校生のためのシンポジウム」をモットーとし,高校生による口頭発表・ポスター発表を中心として企画・運営されております(プログラムはこちらから).
本シンポジウムは,高校生の皆さんが日頃行ってきた科学研究の成果に関する発表の機会を設けますので,興味のある皆さんは是非お申込ください.発表分野はプラズマや核融合に関するテーマだけでなく,その他の科学・技術分野でもかまいません.また,発表はされず聴講のみの皆さんも歓迎いたしますので,是非参加お申し込みください.
さらに今回も,プラズマに興味がある高校生の皆さんを対象とした事前プラズマ実習(於:京都大学,核融合科学研究所) を企画しました(こちらから)ので,本実習によるシンポジウムでの成果発表も是非ご検討ください.
本シンポジウムでは発表の審査を行い,優秀な研究発表に対して表彰をいたします.科学技術に興味ある多数の高校生の皆さんからの御応募をお待ちしていますので,ぜひ本シンポジウムでの発表にチャレンジしてください.
主催:プラズマ・核融合学会
後援:京都大学,核融合科学研究所
協賛:核融合エネルギーフォーラム、京都大学宇宙総合学研究ユニット
応用物理学会プラズマエレクトロニクス分科会
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