このシンポジウムは,単なる一方向型の講演会ではなく,双方向コミュニケーションを目指しており,一般の人々(特に若者)の科学技術に対する興味と学習意欲を高揚させるために,高校生の科学実験の研究発表を中心にして,核融合科学あるいはプラズマ科学をはじめ様々な科学研究について議論する場(サイエンスコミュニケーションの場)を設けるものです。
高校における高度理科教育活動(文部科学省のSSH(スーパーサイエンスハイスクール,文部科学省が推進する教育研究活動)およびSPP(サイエンスパートナーシッププログラム)等)や日本科学未来館等との連携協力を活用し,高校が自主的に取り組んできた科学実験や調査研究の結果を公開シンポジウムの場で発表し,他校の生徒と議論を交える機会を設け,高校生の科学に対する興味と向上心の高揚を図ることを目的としています。
具体的な内容としては,高校生の調査研究の成果を口頭発表(30分程度)あるいはポスター発表で実施し,研究者からの適当なアドバイスも含めて高校生同士で活発な議論を行います。最後に,研究者と教員からの成果発表に対するコメントを含めた講評を行い,優秀な発表に対して表彰いたします。(その他,参加した高校生全員に学会から奨励賞を授与します。)
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