プラズマ・核融合学会 男女共同参画委員会
ロゴマークデザイン・コンテストの報告


趣旨および概要

本学会にこれから参加する可能性のある世代に興味を持っていただくためのイベントとして、新たに本学会男女共同参画委員会のロゴマークデザインの募集を行いました。その結果、小学生から大学生までの幅広い年代から計6提案の応募がありました。審査は、外部審査委員4名および男女共同参画委員らを中心に行い、特に外部審査委員のうち3名は学部4年生~修士1年といった、若手の意見が反映できるメンバーで実施しました。これら2段階の審査を経て、早田怜司さん(日本大学)のデザインが最優秀賞として選出されました。

なお、最優秀賞に選ばれたデザインは、第2次審査委員より「プラズマ・核融合学会の男女共同参画に関するロゴであることがわかるよう、文字を加筆したほうが良い」とのコメントがありました。そこで、今後応募者と相談の上、文字の加筆を経たのち、本学会男女共同参画委員会のロゴの最終案として使用する予定です。

併せて、このイベントに際し、世界的な取り組みであるWomen in Fusionの座長Sehila GONZALEZ氏から、受賞者に対し本学会の本イベントへの参加に関する感謝の言葉があり、このメッセージは見学チケット兼しおりへ記載され、受賞者全員に対し副賞の一つとして配布されます。

受賞者

最優秀賞:早田怜司さん(日本大学)
優秀賞:可世木藍彩さん(女子美術大学)
優秀賞:西嶋遥輝さん(埼玉栄高等学校)
佳作:松嵜宇以乃さん(福岡県糸島市立可也小学校)
佳作:日本大学中学校物理部(髙松那瑠美さん、小川紗柚さん、寺崎惣介さん、濱田彩音さん、船橋寛史さん)
佳作:佐々木結さん(愛知県立瑞陵高等学校)

外部審査委員:4名

小笠原樹利(日本大学、修士1年)
清水悠加(静岡大学、学部4年)
庄司多津男(名古屋大学、招聘教官)
豊島圭一郎(電気通信大学、学部4年生)



選考について

・本募集に関するポスターおよびチラシの配布は、2022年の本学会年会期間中(11月22日-25日)に開始し、それにあわせて募集要項の詳細を本学会WEBサイトに掲載しました。応募者が年度内に受賞情報を把握できることを考慮し、本年度内(2月まで)に応募者へ受賞情報を連絡することを配慮し、応募締切および選考に関する締め切りを設定しました。

・第1選考:審査委員:合計19名に依頼(内訳:本学会男女共同参画委員+学会事務局:計13名、外部審査委員:計4名)
応募された6件に関する「イラスト」および「デザインに込めた想い」を審査委員へ送付(注:応募者の個人情報を外した状態で配布)。期日内に13名からの回答がありました(回答率68%(2/3以上))。3段階の評価および最優秀賞への推薦の有無を記入した回答シートを回収。第1次審査の結果に基づき、提案された6件は第2次審査へ進めることになりました。

・第2次審査:外部審査委員、計4名により実施。
第1次審査結果の回答シートを元に、最優秀賞を含めた各賞への設定、優秀賞および佳作については、それぞれの件数とその基準について議論を行い、最終的に前述のように6件の受賞が決定されました。その際、提案されたデザインが「男女共同参画」の理念を反映しているかを考慮しつつ、第1次審査での高評価デザインから順に各賞が選考されました。

応募していただきました皆様、および外部評価委員としてご協力いただきました皆様、大変ありがとうございました。
【最終更新日:2023.3.17】