事前アンケート

41. 核融合研究に対する社会の理解と支援を幅広く得るためには,どのような事項を社会に対して発信することが必要だと思いますか。




マスコミへの宣伝

97

シンポジウム等を用いた一般社会への宣伝

32

他の学術分野からの理解と支持を得る努力

68

大学,高校,中学,小学への教育・広報

99

大学や研究所のオープンキャンパス・オープンスクールの活性化

32

啓蒙図書の発刊

42

Webサイトの充実

42

核融合専用の広報機関(広報室や広報官)の創設

40

ITER/BAのコミュニティー施設(広報館)の設立

10

技術的な波及効果などの具体的な社会への貢献

44

発電の早期デモンストレーション

118

その他

13

  • ITERの安全運転管理実績のPRによる核アレルギー解消
  • 発電路線で社会に訴えるのであれば早期の発電実証しか解はない
  • 原子力エネルギー(核分裂)コミュニティーとの連携。環境とエネルギーに主眼をおいて一般に訴える。
  • 具体的な研究開発計画とその確実な実施
  • 1番大事なことは“うそ”をつかない。要するに誇大宣伝しないことである。研究者の熱意と正直さをアピールするやり方を模索すべし。
  • 社会の理解と支援を幅広く得るためには社会に役立つ核融合を開発せねばならない。 社会にとって全く魅力のないITERで,社会の理解と支援を幅広く得ることは不可能。
  • いまの時代,大胆なメディア戦略を展開することもやむを得ない。(例:海猿→海上保安庁への入庁者激増)
  • 核分裂炉開発において失敗した点を見直す。
  • 外部評価とその結果の公表
  • 最終的には,研究に携わるもの,一人一人の心意気に関る問題だと思う。
  • 本当に実用化できるとは関係者以外の殆どの人が考えていない事が最大の問題。この点を如何に納得してもらうかが最大の課題だが極めて難しいだろう。
  • マンガ,映画などのメディアで取り扱われること。ただし,これまでは否定的な扱い(核融合炉が爆発したり,石油企業に妨害されるなど)がみられる。
  • エネルギー,社会,環境に対するより深い考察。核融合研究者がアプリオリに核融合研究が善であり開発を進めるべきものであり,それに対する社会の理解が足りないだけだと思っているとしたら(この設問はそのように見えますが?),それ自体が誤りであるか,少なくとも社会の支援と理解を得られる態度ではないと思うのですが。エネルギー研究であれば有意義であるとか,核融合研究が適正な費用対効果で現在行われているという出発点からなら,残念ながら何をしても無駄だと思いますが。客観的に,核融合が他のエネルギー研究に比べてみても,くだらない,無駄である,という可能性を念頭において真摯に検討した結果以外は,社会に発信しても無駄なのではないでしょうか。
  • 研究レベルの向上が一番だと思います
  • JT-60あるいはLHDを用いた若手研究者のテーマ応募コンペを開催して,マスコミに宣伝。
  • 物理学としての面白さを社会にアピールする
  • まずは,核融合に特化するわけではなく,世間一般の原子力への意識改革が必要ではないかと思う。他の原子力分野との間に壁を作るのではなく,研究内容としては協力できないかもしれないが,世間に対するアピールとしては協力していくべきであると思う。例:他の原子力の危険性を唱えて核融合を推すのは効果的であるとは思えない
  • 関連諸機関が共同で,政府広報のようなTV広告を打つべし.他分野がまだやってないことなので,非難中傷なども多いだろうか,相当の反響=(そんなものがあったんだという)社会の認識の普及が見込める.
  • 核融合を題材としたTV番組,TVドラマを作る。





Lastupdate is 2007.3.16
(C)Copyright 2007 The Japan Society of Plasma Science and Nuclear Fusion Research.
Any reproduction,republication or copy of artworks on this site without prior permission is strictly prohibited.