▼オーガナイズドセッション

オーガナイズドセッションは,テーマに沿った招待講演および一般講演で構成するセッションで,当学会会員以外の方も会員と同等の資格で講演することができます.

E1【基礎】実験室プラズマ・宇宙プラズマ連携セッション - 実験室で宇宙に迫る -

超新星残骸などの衝撃波で加速された荷電粒子が宇宙線の起源になっています。太陽フレアや惑星磁気圏では、磁気リコネクションで高エネルギー粒子が生成されています。星間空間や降着円盤では、プラズマ不安定によって駆動された磁気乱流が天体進化の特性を決めています。これら「無衝突衝撃波と宇宙線加速」、「磁気リコネクションと突発天体」、「プラズマ不安定と乱流駆動機構」など、宇宙・天文プラズマと実験室プラズマ研究の相互理解と共同研究開拓の場となることをめざしたセッションです。



E2【基礎】プラズマ共創データサイエンス 〜インフォマティックスで発見を加速する

近年、プラズマ・核融合分野でもデータサイエンスの導入が進み、数々の成果が得られています。データサイエンスで用いる手法は、数学、統計学、機械学習、可視化、データ同化、最適化など非常に多岐にわたり、その適用対象とするプラズマも、基礎実験、核融合プラズマ、産業応用プラズマなど様々です。そこで、数理モデルや情報科学的手法の開発に取り組む研究者と、実験・シミュレーションデータの解析、予測、制御への応用を進める研究者が一堂に会して議論するセッションを企画しました。データの扱いと解析手法の新たな接点を模索しながら、個別のアプローチを結びつけ、データサイエンスを共通基盤とするプラズマ科学の共創的展開を目指します。



E3【応用】プラズマプロセスの高精度制御

プラズマと材料の相互作用を高精度に制御するためには、プラズマの素性をできるだけ明確にする必要があります。本オーガナイズドセッションでは、最先端のプラズマ計測・診断技術を主軸に議論を深め、プラズマ材料プロセスをさらに高精度制御する可能性について半導体プロセス、ナノ粒子合成、材料表面処理など多岐にわたる研究分野間で情報共有を図ることを目的とします。



E4【応用】高電界・プラズマと生体の相互作用

最近の大気圧低温プラズマ・パルスパワーに関する研究の進展により,従来,生物が未経験のプラズマ・高電界環境にさらすことが出来るようになり、癌細胞アポトーシスの誘導や植物の発芽・成長促進などをプラズマ・高電界が誘起することが発見されました.プラズマ・高電界と医療・農業・生命科学などこれまで接点が無かった分野横断研究を活性化する目的で,本オーガナイズドセッションを開催します。



E5【基礎・応用】プラズマ・熱の流れ・加速の基礎と応用

プラズマ中における粒子,熱,エネルギーの流れと加速は,プラズマの生成・維持, 輸送,非平衡性,構造形成を支配する重要な基礎過程です。これらの現象は,電磁場,衝突・反応,乱流・不安定性などが相互に関与する複雑な「基礎物理」として現れるとともに,熱プラズマ,半導体プロセス,環境応用,ライフサイエンス,宇宙・推進プラズマなどの「工学的応用」にも深く関わっています。本オーガナイズドセッションでは,プラズマ・熱の流れ,エネルギー輸送,粒子加速に関する基礎研究から応用研究までを横断的に議論し,両分野に共通する課題の発掘,基礎と応用を融合した新たな研究展開,ならびに研究コミュニティの拡大を目指します。



E6【炉工学】境界壁における水素同位体輸送

本セッションは、核融合炉のプラズマ対向壁やブランケット、トリチウム回収系、さらに水素社会における高圧水素タンク壁などの境界壁を対象に、水素同位体の輸送(透過・蓄積・リサイクリング)に関する研究報告を集約し議論することを目的とします。タングステンやフェライト鋼、銅合金の接合部、液体金属など多様な材料系や、放射線・ヘリウム影響も含めた輸送挙動を扱い、核融合や水素社会に資する理解と今後の研究指針の共有を目指します。


  • ・発表言語:日本語、もしくは英語

  • ・発表資料および講演予稿:日本語、もしくは英語