2021.12.6(月)16:30〜
「レーザー誘起蛍光法によるプラズマ診断の基礎」
佐々木浩一さん(北海道大学)


スケジュール

2021年12月6日(月)16:30スタート
16:30〜17:10 講演 
17:10〜17:40 グループセッション(ブレークアウトルーム)講演内容についての感想のほか、フリートーク



講義の内容


レーザー誘起蛍光法( Laser Induced Fluorescence; LIF)は,原子・分子のエネルギー準位間の差エネルギーに同調した光子エネルギーをもつレーザー光により非発光状態にある原子・分子を励起し,励起状態の発する自然放射光(レーザー誘起蛍光)を受信する方式で,反応性プラズマの計測に広く用いられています。また,核融合研究においても,金属不純物の密度測定などに用いることが可能と考えられます。
このセミナーでは,レーザー誘起蛍光法の原理について,量子エレクトロニクスの基礎にさかのぼって説明するとともに,いくつかの測定例を紹介します!



参考文献



担当委員から

松井和希(九大)

今回は、プラズマ基礎~応用をつなぐ非常に重要な計測原理について、北海道大学の佐々木浩一先生から、レーザー誘起計測法を用いた反応性プラズマの温度計測や効率的な運転を目指したプラズマ制御に向けた応用研究をご紹介いただきます。
若手フォーラムでは各先生方の経験から、”研究モチベーション”や”発想~実行に移すまでのプロセス”などを知ることができます。また交流の時間においても様々な研究者同士でアドバイスを出し合って活発な情報交換がなされています。
「縦のつながりで学び,横のつながりで強くなる」若手フォーラムをこんな機会にしていきましょう!