2021.10.25(月)16:30〜
核融合周辺プラズマの数値モデリング
河村学思さん(核融合科学研究所)


スケジュール

2021年10月25日(月)16:30スタート
16:30〜17:10 講演 
17:10〜17:40 グループセッション(ブレークアウトルーム)講演内容についての感想のほか、フリートーク



講義の内容


核融合装置は多くのシステムが協調して成り立っています.
プラズマを例に挙げると,反応が起きる炉心が重要であることはもちろんですが,それ単体で維持できるわけではなく,装置(壁)との調整役である周辺プラズマが炉心を支えています.
古くもあり新しくもある周辺プラズマの研究について,具体例をまじえてご紹介します.



講演者作成の参考資料

  • ・核融合研YouTubeチャンネル 高校生向け研究紹介動画(2021)
       枯渇しないエネルギー源「核融合」の実現にコンピュータで挑む
       https://www.youtube.com/watch?v=tTL984o76qE

  • ・NIFSニュース 一般向け研究紹介記事(2013)
       シミュレーションで探る周辺プラズマ輸送
       https://www.nifs.ac.jp/about/NIFS-NEWS/pdf/215-2.pdf



    担当委員から

     

    数ある核融合研究の中でも、磁場閉じ込めプラズマにおける周辺領域の研究をされているNIFSの河村学思先生にご講演いただきます。
    磁場閉じ込め核融合分野では、プラズマの中心に近い「コア」と呼ばれる領域と「エッジ」と呼ばれる周辺領域と2つに分けてよく議論されます。
    河村先生は、「主に核融合反応が起こるのはコア領域だが、それを支えるのは周辺領域である」と語っておられます。
    今回は、その周辺領域の魅力や数値計算の手法などを皆様にお届けできる大変貴重な機会です。
    ぜひご参加ください!