最優秀賞 山下直人氏
(大阪大学)
金属材料へのHeイオン照射によって表面に形成されるメタリックナノウォールの電子顕微鏡写真。
多数のご応募を下さりありがとうございました。
記念すべき第1回フォトコンテストの受賞作品は以下の通りです。
おめでとうございます。
金属材料へのHeイオン照射によって表面に形成されるメタリックナノウォールの電子顕微鏡写真。
酸化エルビウム被覆の結晶の向きを色で表示した電子後方散乱回折像。作製時(左)は様々な方向を向いてカラフルだったのが、高温で水素を通した後(右)では一方向に揃うことがわかりました。核融合コミュニティも、自由度を残しつつも核融合炉実現に向けて熱い気持ちで同じ方向を向いて進んでいかねば、という願いを込めました。
PHiXは縦長断面トカマクの垂直移動現象に関する実験を行うために2014年11月27日にファーストプラズマに成功した小型トカマク装置です。今回高速カメラを用いてプラズマ全体の撮影をしました。
ITERやJT60-SAにqueueしてる状況を打破し、原型炉実現へのmomentumを高めるためには、当時の熱意を知る必要があると考えます。当時の若手研究者の熱意を知り、現在の若手研究者がそれ以上の熱意を持たなくては原型炉は実現しないからです。
そこで、本インフォーマルミーティングにおいて、那珂研, 大阪大,NIFSといった装置・研究所設立時における努力を伺い、若手世代に欠けているものを見つけたいと思います。
参加者は若手に限りません。また、事前登録などは必要ありませんので、皆様の振るってのご参加をお待ちしております。
プラズマ・核融合学会が毎年発行しているカレンダーでは、核融合に関する写真を公募し、編集委員らによる投票で掲載写真を決定しています。来年度用カレンダーでは新たな試みとして、コンテストを開催し優秀と認められた写真を掲載することとしました。
そこで、インフォーマルミーティングの第2部として、軽(飲)食を交えながらコンテストを開催します。応募する写真は核融合に関係するものであればよく、装置写真、研究者の日常、イラスト、シミュレーションなど形式にとらわれません。ただし、「未来」をキーワードにしようと思います。
投票は現地で行うので、写真の応募と共に積極的な参加が非常に有利に働きます。 カレンダーへの応募と重複してもかまいませんので、ドシドシご応募ください。