学会誌モニターからのご意見まとめ
(Vol.79 4-Vol.80 6へ掲載分)

 

モニターからのご意見について

学会誌モニターの企画が始められ約1年半が経過しました. その間,モニターの皆様からの多くの貴重なご意見,ご感想を賜りました. 編集委員会では,随時,お寄せいただいたご意見を参考にさせていただき, 学会誌および学会ホームページなどの一層の改善を鋭意進めてまいりました. まだ不十分なところもあるかと存じますが,ここに,これまでのご意見を 以下のように整理し,一挙に公開させていただき,会員の皆様方から更なるご意見,ご感想を募り,学会誌のより一層の改善,さらに今後の学会誌の あり方を,皆様と一緒に考えていきたいと存じます.

 皆様方からのご意見,ご感想は,今後,学会誌やWeb,年会会場などで アンケート等の形式で集めさせていただき,今後の編集活動に活かしていく所存です.

 今後とも,プラズマ・核融合学会の活動に御理解いただき,本学会の更なる 発展のために御協力を宜しくお願いいたします.



(1)すでに着手したもの * (2)すぐに着手できるもの,計画中のもの * (3)今後取り組んでゆく必要があるもの
(4)議論の必要なもの * (5)意見・感想 * (6)その他


   

(1)すでに着手したもの

  • お勧め論文紹介の提案.(79-4)
  • 興味が惹かれない.トピック紹介のコーナーを提案.(79-5)
  • RCからの進展を研究論文として発表して欲しい.(79-5)
  • 過去の特集や講座記事をPDFにまとめ,ダウンロードできるようにしてほしい.(80-2)
  • コンピュータのハード,ソフト(データの可視化など)の特集も積極的に取り上げてほしい.(79-9)
  • 研究者が利用している計測器やソフトウェア等の紹介記事があっても面白い.(80-1)
  • 学会誌に,プラズマ関連の研究に役立つ数値計算ソフトの開発とか在処等の情報を掲載したり,LaTeX や MS-WORD で論文の書き方の解説等が掲載されると有難い.(79-10)


(2)すぐに着手できるもの,計画中のもの

用語解説,総目次

  • 用語解説の要望.(79-4)
  • 啓蒙書(記事)への期待.Web用語集・文献検索の充実.(79-6)
  • 入門書としての役割も担っているので,ウェブ上で用語や文献のキーワード検索が出来たら良い.(79-9)
  • 用語説明を講座などにも付けてほしい.ここで使用した用語説明をデータベース化して,Webから検索できるようにすると資産を有効に活用できる.(79-9)
  • HP上に過去の特集の目次一覧を掲載してほしい。(80-2)

関連記事の掲載

  • 他分野の研究者の興味を引く企画(科学史,学際分野)を希望.2色刷.(79-5)
  • プラズマ関係で新聞などに掲載された記事についての解説や学生による国際会議体験記など,入門者や学生などが楽しく読める内容を会誌に載せてもいいのではないか.(79-9)
  • コミュニティ内のニュースや出来事などをわかりやすく発信するコーナーが望まれる.(79-10)
  • プラズマの周辺分野に関する研究動向などを解説いただきたい.プラズマ研究者が新たな研究テーマを開拓していく上で役立つような内容の記事を積極的に掲載してほしい.(80-1)
  • 海外情報等も含めた核融合関連の最新情報を載せる。(80-2)

会員の意見収集,双方向性

  • 記事内容について会員への選択式のアンケート.(79-6)
  • webでの記事内容検索を希望,課題を読者から募集.(79-7)
  • 今後も「核融合研究の未来に期待する」のように,若手研究者の意見を取り上げてほしい。(80-3)
  • アンケートのような形で読者から企画や構成に関する要望等を聞くようにしてほしい。(80-3)
  • モニター欄で得られた意見について編集委員会がどう対処し,今後対応するのか,HP上または紙面上に記載してほしい。(80-5)
  • 総合解説・解説に対する意見等を反映させる場が必要である。(80-5)

学会誌に対する一般的要望

  • 図などを増やして分かりやすい工夫を.(79-7)
  • 巻頭言への期待.解説をより直感的に分かりやすく.(79-4)
  • 編集について,「総合解説」の位置づけがはっきりしない。明確に位置づけてほしい。(80-5)
  • 小特集で,読み手を選別するような一方的な内容が,時に見受けられる。読み手を意識した書き物にしてほしい。(80-6)
  • 表紙の写真が小さい。(80-6)
  • 写真の説明に関連した記事の題目,ページ等を記載。(80-5)


(3)今後取り組んでゆく必要があるもの

◆ 和文英文の分離,電子ジャーナル化

  • 英文論文誌の刊行を.(79-8)
  • 読者の啓蒙活動を行う日本語版(著者によっては英文も可) とRCのようにWebを利用しながら国内外に最新の研究成果を発信する英語版に学会誌を分けてはどうか.(79-9)
  • 論文集としての側面を見ると,和文・英文混合の雑誌が見づらい印象を受けるので,英文の論文誌を別冊で発行したほうが良い.(79-11)
  • 英文論文のみを別紙(付録的体裁)にしたらどうか。(80-3)
  • 英文論文部分の別冊化と外国人査読者の採用。(80-3)

◆ 一般的な解説の必要性

  • 社会一般にむけた情報記事の必要性.(79-4)
  • 資料や核融合反応を表現した動画・Gifアニメーション,最新の実験結果などを学会会員が使用できるように集め,学会誌付録のCDなどで配布,もしくは学会ホームページ上に掲載してはどうか.(79-10)
  • 核融合の歴史などの記事を希望.現存しない装置で現職の研究者が実際に経験してきたこと等をぜひ掲載して欲しい.(79-10)
  • 産業界で使われているプラズマの応用分野の紹介として,グラビアのページを増やすなどすると良い.(79-11)
  • 一般の方への知識普及活動のため,学会誌でも何か企画できないか?例えば,プラズマや装置の解説付き写真集などの一般向けの書籍の発行など。(80-3)
  • 学会誌内やHPに学部学生・大学院生向けに(核融合プラズマも含めた)広範なプラズマについて平易に紹介するページがあるといい。(80-3)
  • 中高校生が読めるような一般向けプラズマ関係の書籍の刊行を希望する。(80-4)

 学会誌アーカイブの方法

  • 学会誌がPDFフォーマットでアーカイブされているのはありがたいが,1号単位なので不便.せめて論文単位と講座単位のPDFアーカイブができないか.(79-10)(79-12)
  • HPにて学会誌が電子化され全文検索可能というサービスが提供されたのは大変良いことであるが,アーカイブの方法については一考を要する。(80-2)

 学会誌企画への提案

  • 外国滞在記,外国の研究機関紹介.(79-5)
  • 「講座」は有用。あるテーマについての十年史や文献紹介を希望.カラーは見やすい。絶版本の再版活動.(79-6)
  • 掲載された講座をまとめてWeb上で会員に公開できれば,学生や大学院生達の研究活動をバックアップする良いテキストになるのではないか.(79-11)
  • 12月号に対する提案,本号は通常の構成とせずに,一般科学雑誌に見られる所の「プラズマ理工学この1年」のような完全特集号とし,その年に分野がどのように動いたのか,その流れを全会員が年末年始にゆっくり鳥瞰できるようなものとした方がよい.(79-12)
  • 専門性と平易さを兼ね備えた紙面づくりを期待する。(80-6)
  • レーザーを用いた研究の記事において,ほとんどの研究が強大な装置による実験結果が基となっていることに不安を感じる。卓上サイズ程度の装置でも行われるユニークな研究の特集を希望する。(80-6)
  • 各分野のバランスに気を配りつつ,プラズマ・核融合学会の裾野を広げるような奇抜な企画を期待する。(80-6)
  • 学会誌は,まず手にとってみたいと思う表紙作りが非常に重要である。(80-5)

 ホームページに対する要望

  • 学会誌とHPとのリンク掲載をさらに進める。(80-2)
  • HPに広告業者へのバナーを載せる。(80-2)
  • HPにおいて,Educationのページも必要である。(80-5)
  • HPの一覧性を高めてほしい。(80-5)


(4)議論の必要なもの

  • 学会誌への投稿を多くするため,もっと賞を設けてはどうか(80-2)
  • 学会招待講演論文特集号を作成すべき。(80-2)
  • 投稿料が高い。(80-2)
  • オピニオンの欄が掲載されたが,今後匿名を許して活発な意見交換ができる場になれば。(80-3)
  • 学会のプログラムに発表タイトルのほかに,申込み時に送付する200字程度の概要を載せてほしい。(80-4)


(5)意見・感想

  • 全体をとおして
・以前に比べ分かりやすい。webでの(小特集関連)リンク集・検索の充実.(79-7)
・内容がバラエティーに富んでいて良い.これからも工夫を.(79-8)
・読者参加型の編集を評価.(79-10)
・通常の(RC以外の)投稿論文・支援論文の強化.(79-5)
・研究論文の掲載が少ない.(79-10)
・解説,小特集,講座に対する良い評価.(79-12)
・カレンダーは重宝している.(80-1)
・最新研究分野の解説や展望などに関する情報ハブ機能を今後も期待していきたい.(80-1)
・プラ核学会誌は,先端の核融合情報を吸収する場になっている。(80-2)
・ 学会誌は自分のちょっと隣を知りたいときに大変役に立つ。(80-2)
・核融合コミュニティーはITERを柱とする重点化を選択したのに,これからそれを支え若い世代を育てていく中心となるべき学会の機関紙からはそのようなコミュニティーの情熱が伝わってこない。(80-2)
・ 学会誌は,教科書や研究のトレンド,ヒントを得るための情報源である。(80-2)
・プラズマ核融合分野に関連する話題を勉強したいとき,学会誌は大変重要な情報源である。(80-4)
・読売新聞の一面で掲載された記事「医療ミス 学会責任で鑑定」のように,学会自身が積極的に社会に対する責務を果たすように期待する。(80-4)

  • 会議報告
    ・会議報告がよい.(79-11)(79-12)
    ・HP上へ国際会議報告が迅速に掲載されるようになったのは,大変有益である。写真つきで掲載されることはありがたい。(80-6)

  • 個別企画
・「科学啓発教育」小特集は出色,広報・啓発活動としての小特集の必要性.(79-6)
・「ブランケット」小特集は有用.分野の関連を図るのは大事だが難しい.(79-7)
・ 研究の裏話的な記事を.「PCクラスタ」小特集は興味深かった.(79-8)
・ 集中講座「プラズマ物理実験温故知新」の評価が高い.プラズマ理論に関する集中講座も企画されることを切に希望する.(79-12)
・特集において,サスペンスドラマのようなストーリーを感じさせるようなユニークな展開を希望する。「プラズマ分光入門」では,そのように感じ,楽しく読めた。(80-2)
・ 小特集「周辺プラズマ研究の最近の進展」は,うまくまとまっていたが,ミラー,FRC等の開放端系周辺プラズマの成果も掲載されたらと感じる。(80-3)
・ オピニオンの率直な意見は,大変興味深かった。(80-3)
・「最近の磁気計測事情」は,興味深かった。(80-5)
・総合解説「スーパーコンピュータとプラズマ・核融合シミュレーションの発展とその将来」で取り上げられたような高度なシミュレーション研究成果の恩恵を享受するために,学会がシミュレーション研究者と実験研究者の交流の場となってほしい。(80-5)

  • 研究グループ紹介
    ・技術開発ノートのような論文になりづらい現場の知恵を掲載するスペース.研究グループ紹介は特に必要ない.(79-12)
    ・研究グループ紹介を楽しく読んでいる.(80-1)
    ・研究グループ紹介は,面白さが半減している。新たな切り口を求める(80-6)

(6)その他

  • 年会プログラム編成も装置形式毎ではなく,研究テーマ毎に行えば研究の視点も広がり交流も深まる.(79-11)

  • 名大・坂和洋一先生のまとめた各分野のトピックのバランス
    ○学会誌掲載内容と年会の一般講演発表内容の推移

     

    基礎・応用・その他
    核融合・炉工
    計 測

    H10年年会

    22%
    67%
    11%

    H14年年会

    29%
    57%
    14%

    H10年学会誌

    36%
    56%
    8%

    H15-16年学会誌

    44%
    33%
    23%



(1)すでに着手したもの * (2)すぐに着手できるもの,計画中のもの * (3)今後取り組んでゆく必要があるもの
(4)議論の必要なもの * (5)意見・感想 * (6)その他


問合せ先:
プラズマ・核融合学会事務局 E-mail:

〜2004.9.16 update〜
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